大谷環です。
ときどきタイトルのような質問を受けます。
某M音大ではピアノ８時間、弦５時間、管３時間、歌３０分などと昔言われていたそうです。練習時間の話です。
じゃ、ギターは？
専業でやるとなったら、５時間ぐらいはやらないと、と思います。
あまり参考にはなりませんが、セゴビアは９４歳(亡くなる年)のインタヴューに応えて、毎日５時間弾いていると言ってました。
それはプロの話で、ふつうは仕事をしながら、学業をしながらやっている人がほとんどなので、その本業をやりながら時間をやりくりして捻出した時間でやっていくしかないとは思います。
ギターのためには、いつもやっていることを止めなくてはならないかもしれません。
時間も大事ですが、毎日弾けるように工夫することはもっと大事だと思います。
ストラヴィンスキー曰く「毎日作曲した。インスピレーションが湧こうがわくまいが」。
インスピレーションを「やる気」に置き換えてもいいですかね。
（写真はセゴビアの手）
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